笹岡竹世句碑
碑 笹岡玄三(号竹世)
碑石 自然石 幅57cm 高82cm 台高25cm
碑文 夕顔や独すすしき三日の月
建立明治38年
金津町坂ノ下の医師で、本名は玄三、その子昌吉も医家で俳句をよくしたが、別に釣雪とも号した。
大正四年に「蓑笠庵梨一小伝」を刊行。笹岡家は代々産婦人科で知られた名医家で、詳しくは今同家の庭先に「加賀之国大聖寺藩医笹岡玄察出生居住の地」の碑文がある。当主笹岡三郎氏はもと県立病院婦人科医長であった。長男淳氏は、福井市二の宮町で婦人科医院を開業している。