今の自分は22歳の時の自分と対座しているような気がする。
私の目の前には、親父の遺品である戦陣訓があって、そこには「生きて虜囚の辱を受けず・・・」と書いてある。
してみると、フィリピン戦線で連合国側の捕虜となり、捕虜収容所でスペイン人女性看守兵士と恋に落ちた親父は典型的な非国民であったということになる。
その男を親父に持つ私も、血故か、「国家」と言う言葉が嫌いで「女」という言葉が大好きな無思想的半生を送ってきたのだが、悔いはない。
6月のあわら市議選を前に、もしかしたら、私の家の近所がホットスポットとなるやもしれぬ。そうなったら面白いぞ。
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