■戦後民主主義は何をもたらし何を奪ったんやろうか
今年の成人式に関するでつくしたマスコミ報道を改めて考えてみると、式典を式典として受けとめることが出来ないのならば単に出なければいいだけの話だということで、一部新成人の暴走動機に首をかしげる一方で、橋本高知県知事の当然過ぎるほど当然の「でていきなさい」なる一喝の効力云々よりも、「つれだしてください」といういわば上司からの命令通達を遂行しなかった行政職員の煮え切らない態度に本当はもっと首をかしげてしまうのが何故かというと、「甘やかされた若者たち」は既に「甘やかされて育ってしまったいいとしした大人たち」にスライドしてしまった言辞が社会を映し出す鏡になっているのだと実感せざるを得ないからである。
■市町村合併
年配の男のひとからの手紙。 「牧田さんも市町村合併には大きな関心をもってみえると思います。 ・・中略・・ 私もこれには、大いに関心があります。住居表示の時の様にしまったと思いたくないのです。勉強して、金津町はどうなる・坂井郡はどうなるか知りたい。私達住民がこうありたいと願うような合併になってほしい」
明治の大合併・昭和の大合併に続いて、今回は平成の大合併といわれている。県自治会館で開かれた議員対象の研修会で、「国は既に外掘・内堀を埋めてしまっている」といわれたが、少なくともどういう合併にすべきかをぼくたちは論議すべきだ
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