昨晩は、妻子を伴い(伴われてか)、福井市二の宮の義兄宅で過ごした。 濁り酒を飲み,、猪鍋をつついた。 午後9時。いい気持ちで2年ぶりのカラオケへ。 得意の「港町ブルース」「そっとおやすみ」を唄い喝采の拍手を頂いた。
今朝帰宅しパソコンをたちあげたら、画面がおかしい。 スイッチを入り切りする度に画面が変化する。すぐにフリージングする。 キーボード叩くと×マークがでてくる。色が反転する。 T・Hさんのメールにあったように病魔におかされたのか、あるいは 老衰なのか。 いずれにせよ自然死が大切だ。 ぼくは、抗生物質を注入せずに、このコンピューターの孤独な死を じっと看取りたいと思っている。 更新のなくなった時が臨終の時と思ってください。
○ここ数日、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで過ごした。 日清日露が時代背景。 秋山兄弟・正岡子規を主軸に、小村寿太郎や夏目漱石などをからませるている。 司馬の小説にでてくる人間はあっけらかんとしているのが特徴やね。 殺戮・貧困・差別などが渦巻いていた明治期であるはずなのに、スポットを 功なり名を遂げたひとに当てているからというのが大きな理由だろう。 しかし、であるにしても明治が藩から国家への転換期だったとからというのも大きな要因だ。
島国から世界へ放り出されようとしている現在の日本も又変革期だ。 変革が新秩序を産む為の揺籃なのか、地獄への地滑りなのかよくわからないが、僕は日本のなかに鎖国をつくるべきじゃないかと、時々思うのだ。 幕府と戦う守護地頭の国ですな。 そういえば、町村合併あるいは道州制の発想には地方分権・アンチグローバリゼーションの精神が根元にあるし、その延長に独立国がみえてもおかしくはない。
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