昨日の午後1時半からは、金津町議会として最後の広報編集特別委員会が開かれた。
編集された計11頁の字面の細かいチェックなので、とても時間がかかる。結局、委員会が終了したのは4時半だった。ぼくの場合、編集委員としては、約半年間という短い在任期間だったけれども、いろいろ勉強になったような気がします。
夜は、積立金で委員会の納会。場所は三国町安島の民宿だった。
病み上がりなので、ビールと焼酎各々コップ一杯でぼくはこてんと寝込んでしまった。
深夜に目覚めて、起きていたひとたち4人でのウーロン茶座談となった。
話のテーマは、議会に於ける全協の意味→自衛隊のイラク派遣→共産主義→日米関係と、段々町議に似つかわしくない話題にエスカレートしていって終了、再び眠りに入った。
早朝目覚めたぼくは、ひとり浜辺へ。
冬の日本海から聞こえてくる海鳴りというのはすごいもんやね。堀田善衛の小説に「海鳴りの底から」があるが、まさに海底から腹にじわっとひびいてくる。
戦国武将になったような気分で雄島に向かって手を合わせ、「艱難辛苦を我に与え給へ」と祈ってから宿に戻ったのであります。
〇福井市で打ち合わせをする予定だった相手から「風邪や。すまん。延期してや」の電話が入った。 そこでしばらく窓の外に舞い散る粉雪をみているうち、30数年前に人気歌手だった奥村チヨを思い出した。 今、鹿児島市で新聞販売店を営んでいるふたつ年上のひげもじゃOさんがぼくに言った「このひとをみよ。無知の知や。理想的女性や」のこのひとこそ奥村チヨだったのだ。哲学青年みたいなOさんのオーラの入ったつぶやきに、若き日の私は、訳のわからないままに感心してうなづいていた。
粉雪舞い散る 停車場は よく似た女の 声がする あああ きょうもひとり あすもひとり 過去から逃げてゆく 一度愛したら 二度とつかめない 恋という名の あたたかい・・ とくちずさんでいたのだけれども そこから先がどうしても思い出せない。 うーん、一日一日脳細胞が破壊されているのだ |