昨日の昼、仕事の合間に散歩した。
パリのシャンゼリゼで買ったダーバンのセーター、シドニーで買ったテンガロンハットのいでたちで散歩した。金津大橋にさしかかった。
欄干に手を添えくわえ煙草で竹田川を覗き込むが、いるはずの鴨家族たちの姿がみえない。もう春なのだ。
数千里彼方のふるさと=シベリア大陸ウラジオストックのアムール川あたりへ帰省したのだろう。
日本海・オホーツク海を縦断する帰省の旅は、風雪に耐える命がけの旅でもあったはずだ。雷にあったかもしれない。猛禽類に襲われる可能性も当然ある。鳥ヘルペスなどの伝染病にかからないとは限らない。
ともかく無事帰省したことを祈っている。来年の冬の再会を確信している。
というようなことを考えているうち、数年前我が家にホームステイしたウラジスオトックの少女たちと土産のウオッカを思い出してしまった。
人間にしろ鴨にしろ日露友好は大切なのだ。
ところで、あまり大きな声では言えないが、ぼくは「金津大橋」をひそかに「カモノハシ」と呼んでいる。
パリのシャンゼリゼで買ったダーバンのセーター、シドニーで買ったテンガロンハットのいでたちで散歩した。金津大橋にさしかかった。
欄干に手を添えくわえ煙草で竹田川を覗き込むが、いるはずの鴨家族たちの姿がみえない。もう春なのだ。
数千里彼方のふるさと=シベリア大陸ウラジオストックのアムール川あたりへ帰省したのだろう。
日本海・オホーツク海を縦断する帰省の旅は、風雪に耐える命がけの旅でもあったはずだ。雷にあったかもしれない。猛禽類に襲われる可能性も当然ある。鳥ヘルペスなどの伝染病にかからないとは限らない。
ともかく無事帰省したことを祈っている。来年の冬の再会を確信している。
というようなことを考えているうち、数年前我が家にホームステイしたウラジスオトックの少女たちと土産のウオッカを思い出してしまった。
人間にしろ鴨にしろ日露友好は大切なのだ。
ところで、あまり大きな声では言えないが、ぼくは「金津大橋」をひそかに「カモノハシ」と呼んでいる。