昨晩は久し振りに遠方の友に電話した。 「小さい市での市長選の僅差結果や。市を二分してのしこりが残るやろ」と言われた。
選挙運動の最中は確かに多少はエキセントリックにもなった。 だけれども、結果が出て数日を経た現在、既にその気分は無くなっている。 前市長の松木氏には心から「ご苦労さんでした」と申し上げたいし、争点だった「統合か二中維持か」も、統合キャンペーンを仄聞する限り、可能ならば二中維持を踏まえての統合キャンペーンだったように思う。
告示前に他市自治体の教育委員会等に出向きあるいは電話し、義務教育としての中学校建設に関わるエトセトラを聞き、財政再検討でおのずから回答が出るはずだと思っている。勿論「第二の夕張」になどなるはずはないししてはならない(このキャンペーンを夕張市民が直接聞かされ続けられたとしたら、どんな気持ちを持っただろう)。
統合中最有力候補地区に住んでいながら「二中維持」を標榜したことでの周囲の目は覚悟していたしあるいは感じ続けてもいる。 けれども、「申し訳なさ」か「自分に正直」かで後者をとったことに勿論悔いはない。
新市長は、融和を基軸として頑張っているとのこと。 後顧の憂い無く信念を貫いていただきたい、と思う。 |