僕はもともとの性格が人付き合いを苦手とし、かつ出不精だ。どちらかというと人間よりも自然が好きである。 毎夕6時を過ぎると、少量の焼酎を飲みながらひとり静かにその日を反省する。うまくいかないことが多いので、明日への対策を考える。
随分昔の話だけれども、甲子園高校野球選手権で報徳学園の広岡監督が次の日の対帝京高校戦を前にして 「データーで見る限り、うちが帝京さんに勝つ確率は限りなくゼロに近い。しかし、限りなくゼロに近いということとゼロということとは全然違う」と、記者団に語っていた。ネバーギブアップの精神が大切なのである。
出不精の僕にしては珍しく、昨晩は福井市内で開かれたある会合に出席していた。こういう日もある。 その会合には県内の市議・県議の何人かも出席していた。最近、他市の議員と交わることが多くなってきた。そのことであわら市議会を複眼で見る力が少しできたような気がする。
8時半に事務所に戻った。 コップ焼酎を少しだけあおり、会合に出た資料を点検整理していたら、おふたりさん来訪。話をしているうちに、きょう、全協(全員協議会)が開かれることを思い出した。
★本日の午前5時半、何故か僕は北潟湖畔にたたずんでいた。 湖岸道路脇には手造りの小さくて赤い鳥居が見える。 例の「ゴミ捨て禁止!」通達鳥居だ。神の命令だ。
がしかし、3m横のくさわらを見るとゴミの散乱だ。
人智を超えるなにかに対しての畏れという感情が、もはやこの国には無くなっているのだろうか。 |