12月議会定例会の総務文教常任委員会を傍聴した際、「学校給食のあり方について(説明会等開催状況)」の質疑応答を聴いた。
理事者側は給食センター建替えに伴い、センター方式一本化への統合を目指している。 旧芦原地区の場合はもともとセンター方式を採用してきたので地区別説明会での反対意見は無いが、旧金津地区の場合は、不安やとまどいの声が資料に多く載せられている。
そもそも学校給食とは何かを調べたくなってネットでウイキペデイア検索をしてみると、日本の学校給食は1930年代にアメリカで余剰となった作物の有効活用としてスタートしたものであることがわかる。
あたしが小学生だった頃の昼飯は手弁当だった。アルマイトの大きな弁当箱だった。この弁当箱を通して無意識のうちに親の愛情を知った。
例えば安本末子の「にあんちゃん」や開高健のエッセーなどを読んでいると、手弁当から学校給食への流れの必然性がわかる。一部ではあっても弁当をもたすことのできない家庭にとっての経済的不公平是正は至上命題だった。
けれど、礼節を失っても衣食の足りた現在、給食や方式をめぐっての論点は大きく変わってきている。「給食費未払い」が社会問題となっているが、(大きな声では言えないとしても)これは親のエゴではないかと思うのである。
今朝の電話で、「29チャンネルTVの議会・一般質問をみていると、質問者の後ろの牧田さんの顔がいつもまるみえよ」と言われた。 あたしが全市議中ハンサムNO1であればこれは嬉しいことだが、実際はNO1ではない。ベストスリーに入るのが関の山だろう。 だから、あたしは一般質問をTVでみたことがない。 |