春先にウインドウズXPのサポートが終了するのに伴って、これからの方針を決めなければならなくなり、昨日は、福井市内のパソコン店をいくつかまわっていた。
「今使っているデスクトップパソコンはインターネットと接続せずにCADつまり仕事専用のものとし、中古のノートパソコンを一台購入する」にどうやら決まりそうだ。そうすれば私は晴れて「旅の人」となれる。
事務所に戻ってそのための金策を考えていたら、某女性が来訪。硬派宣言して七ヶ月経ったが、来る女性は来るのである。そのひとは、ある展示会の企画の話を持ち込んできた。
他にも企画の話があり、今年に入って年金生活者となった私を待ち受けているものは「酒と読書の日々」だと思っていたが、そうも言ってられないようだ。でも一面嬉しいことでもある。
佐村河内 某がゴーストライターによる代作問題で世間の非難を浴びている。自己顕示欲が非常に強い人とのことなので、賞賛であれ非難であれ世間の耳目をあれだけ集めたのだから、彼の目的は達成されたと言える。
横浜市による聴力再検査で、彼の難聴度が障害者手帳交付の対象となるレベルではなかったとラジオが報告するのを聴いて、昔、何人かの聾唖者の聴力検査のため、手話通訳の立場で耳鼻科医院へ彼等彼女等と同行したことを私は思い出した。
聾唖の意味は、聾=聞こえない、唖=しゃべれない で、聾が生理的障害であるのに対して唖は付随的障害とされている。
つまり声帯がしっかりしているのにも関わらず、自分の発語を自分で聴くことができないのでどうしても発語が不明瞭になるということだ。
佐村河内 某の発語の明瞭さをみていると、聾でないことは瞭然としているし、第一、代作者が「彼は聞こえる」と言っていたはずだ。
マスコミが踊らされていた、ということだろう。
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