2012年05月

1日ー10日  11日ー20日  21日ー31日
 
 2012/05/20 (日) 本日はトリムマラソン


昨日の夕方は福井市のパレスホテルで開かれた柔道整復師会総会に出席。
会が始まる前の控室で隣席が西川県知事だったので、話題が狂言「金津地蔵」のこととなった。話題は義経記にシフトし、知事は「金津には名所・旧跡が多いですね」と言う。


そんなこと言われりゃ気分の悪いはずもなく、E気分で次の目的地・坂ノ下区民館へ向かった。


ここでは「坂ノ下農地環境保全会」の総会が開かれていた。
市議会で「環境調査対策特別委員会」に入っているから言うわけではないが、環境を考えるのはとても大切だ。
ついでに言うならば、歴史を考えることは面白い。


おもしろうて やがて悲しき 歴史かな である。


午後9時に帰宅。
食卓には「サントリーモルツ」一個が置いてあった。


「夫婦は他人の始まり」というけれども、こういうよく気がつく妻を持って、もしかしたら私はシアワセなのかもしれない。


 2012/05/19 (土) モンステラ


昨日は特に予定も入っておらず、外出したのは図書館及びコメリパワーのみで、あとは事務所でCADに専念していた。
CADに疲れるとオープンカフェに出て鉢の植物群を眺めながら、心を癒していた。



なかでも一番なごむのがモンステラ。


 2012/05/18 (金) もう週末か


昨日の午前9時から始まった管内視察は午後4時半に終了し、庁舎に戻ってからは総括会が開かれた。


気になったことのひとつが「余熱館ささおか送水管修繕箇所」(市民生活課担当)で、これは清掃センターから余熱館への高温水配管の漏水が発生した件についての現場視察だ。


・耐用年数10年
・温度(推奨) 300℃(700-800℃)
・圧力 20気圧
が保証されていたにも関わらずわずか二年でこういう事故が起こったということは,設計ミスか施工ミスのどちらであるにしても漏水原因の細かな報告書作成と,取替工事期間中の営業保障を徹底させなければならない。


ひとつが「リハビリスタジオ・なるざの森」6月オープン。
あわら市二面地係の元幼児園を改修した施設だが行政援助のないこういう施設が運営されることはよいことだと思う。



 2012/05/17 (木) 本日は管内視察 


オープンカフェが整備されつつある。
さまざまな鉢を並べたのだ。
  ↓




昨晩は、漆黒の闇のなかで絶対的な静寂のなかで、このコーナーにひとり佇んでいた。
抹茶を飲みながらランタンの小さな灯りを通して鉢上の植物群を眺めていると、心が洗われる。



 2012/05/16 (水) ですます日記 


本日は総務文教常任委員会の管内視察、明日は厚生経済常任委員会の管内視察が予定されています。


厚生経済常任委員会管内視察地は
 担当課  候補地
 観光商工課  小林化工㈱清間工場
 上下水道課  ケン岳地区農業集落排水処理場
 市民生活課  笹岡清掃センター最終処分場
 市民生活課  余熱館ささおか送水菅修繕箇所
 農林水産課  本荘第1揚水機場(轟新田)
 健康長寿課  通所介護 あしのさと(元芦原北幼児園)
   
 建設課  芦原温泉駅周辺
 建設課  宮谷川河川改修
 建設課  市道 578号線(新消防署)
 建設課  県道 水口・牛ノ谷線
 観光商工課  福井鋲螺㈱第9工場
 観光商工課  北潟花菖蒲園園路改修工事
 建設課  県道 北潟・平山線
 農林水産課  エコフィールドとみつ甘しょ
キュアリング貯蔵施設(富津)
 農林水産課  あわら夢ぐるま
農産物直売所「風羽里」(富津)
 上下水道課  福井県下水道公社
 福祉課  社会福祉法人
ハスの実の家パン工房
   
   


 2012/05/15 (火) 昨晩


昨晩は久しぶりに外出した。
飲んで食べて唄ってしゃべって聞いた。
たまにはこういうことがあってもいい。


 2012/05/14 (月) ただ今午前3時


すぎて 夏来にけらし 白妙の  
    ほすてふ 香具山   持統天皇 ←新古今和歌集


春すぎて 夏来たるらし  白妙
    衣ほしたり  の香具山   持統天皇 ←万葉集


30代の終わり頃の春、がぜん「の香具山」をこの眼で見たくなり、保母さん(今は保育士という)たちとつけたしの男たち6人でこの地を訪れたことがある。


マイクロバスを運転していたのが誰かは忘れてしまったが、私は行きの道中ひたすらニッカウイスキーをロックで飲み続け左右の保母さんたちに語り続け、とてもいい気持ちとなっていた。


しかし香具山が視界に入った時、酩酊気分は吹き飛び心は持統天皇へと感情移入した。


百人一首には「新古今和歌集」版が載せられているが、そもそもの原典は「万葉集」版であるという。そして、このふたつの歌の大きな違いは、「新古今和歌集」版が「ほすてふ」であるのに対して、「万葉集」版が「ほしたり」であるところにある。


つまり前者が伝承を歌っているのに対して、後者は眼前の風景を歌っている。言葉を変えて言うなら、「新古今和歌集」版のレトリックに対して「万葉集」版は写実主義ということになる。



「福山・ホテル火災」は、記事を追う限り、ホテルが現行の消防法を遵守していなかったという意味において明らかに人災だ。
ただし、法律というものは基本的に必要最低限のレベルを示しているにすぎないということを我々は覚えておかなければならない。


例えば
私は、十数年前埼玉市のホテルに泊まった。相部屋で聾唖者の男性と一緒だった。
消灯の時、彼は「きょうは安心して眠ることができる。だって万一このホテルが火事になったとしてもぼくには自動火災警報が聞こえない。だけどきょうは健聴者のあなたと一緒だから安心して眠ることができる」と私に手話で言った。


ビジネスホテルであれ温泉ホテルであれ観光ホテルであれラブホテルであれ、関係者は、宿泊客にはいろんな人がいるという当たり前のことを知っていてほしい。


 2012/05/13 (日) 快晴の朝


昨日の土曜日は、誰とも顔を会わせない一日だった。
CAD画面に向かい、半村良・「江戸討ち入り」を読み、疲れたらオープンカフェに出て草花を眺めるという一日だった。


草花はいつも葉が風にそよいでいる。しかし根はしっかりと大地に下ろされ体は動かない。同じ有機生命体である人間のように領土拡張のため資源奪取のために戦争を起こさない。根は移動できないからだ。そのことによって植物どうしの共存共栄が維持されている。平和が保たれている。
我々人間がこれからめざすべき方向は植物的生活ではないだろうか。
本日の福井新聞一面・「福井世間遺産」に私の名前が出ています。
暇な方は御覧ください。


 2012/05/12 (土) きょうはCAD


昨晩は、「ふるさと語ろう会」の年次総会が開かれました。
23年度に引き続き、24年度もいくつかの行事が予定されています。
予定事業に関するつめが中心となった総会は9時半過ぎに終了。
ちなみに、23年度の事業はこのようなものでした。


この会の事業への参加は会員・非会員を問いません。
又、会に入りたいという気持ちを持っている方は、私(090-1635-5710)まで御連絡ください。


さて
私は午後10時に帰宅。裏庭のオープンカフェに座った。


バーボンウイスキー・アーリータイムズを飲みながら見上げる星空がきれいだ。
星空を英語でスターダストと言うのだが、日本語に直すと星屑・・。
響きのいい言葉だ。


人類が発生してから、我々の先祖たちは星空を眺めていろんなことを思ったに違いない。
現に、平尾昌晃は「♪星はなんでも知っている・・」と唄ったし、橋幸夫と吉永小百合は「♪星よりひそかに・・」と唄ったし、坂本九は「♪みあげてごらん 夜の星を・・」と唄った。日本赤軍の岡本公三は、テルアビブ空港乱射事件のあと「アラブの星となる」と言った。
私ももうしばらくしたら星となる予定。



 2012/05/11 (金) もう週末か


昨日は終日事務所に居て、事務作業に従事していた。
その間、6人の来訪者があったが、三人目の来訪者は、旧知の幼稚園教諭。「今度、交通教室見守りボランテイアをしてください」と言われ、「女性の言うことはなんでもきく」を座右の銘としている私は即刻了承した。


最近の無謀運転事故多発による児童園児のいたいけな死は、家族の心中を思うとやりきれない。昔、私の従姉の子がトラックにまき込まれて亡くなったが、半狂乱の従姉は葬祭場で遺骨や遺灰をなめていたという。


私達は人生のどこかで、急に生者と死者に分断されてしまう。しかし、分断されても精神世界ではつながっている。これは事実であり、生者と死者の絆がそこにあると言える。


自殺した評論家の江藤淳が「死者のことを考えない国家社会は滅亡する」と言っていたが、至言。